平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業

平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業
広島大学は外務省から委託を受け、令和6年度より「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」を実施しております。この事業は、国際社会の課題解決に貢献できる平和構築や開発分野の人材を発掘・育成し、国際機関でのキャリア構築を支援することを目的としています。
事業の3つの柱
研修コース
プライマリー・コース
ミッドキャリア・コース
JPO赴任前研修
キャリア構築支援
ネットワーキング
広島大学GPAD(Global Peace and Development Career Network)事務局は、国連訓練調査研究所(ユニタール)持続可能な繫栄局・広島事務所と協力し、海外派遣を実施する国連ボランティア計画(UNV)と連携して本事業を実施しています。広島大学の幅広い学識者はもちろん、国連の要職を務める専門家や国内外の有識者、関係機関の協力を得て、実践的なプログラムを展開しています。
3つの活動領域

01
研修コース
本事業の中核をなす研修コースには、3つの研修が含まれます。国際機関での活躍を目指す若手実務家を対象とした「 プライマリー・コース」、一定の実績を糧にキャリアアップを目指す方を対象とした「ミッドキャリア・コース」、そしてJPO派遣候補者として選抜された方を対象とした「JPO赴任前研修」です。国内外の経験豊富な講師陣とともに、平和構築・開発分野で様々な経験をもつ研修員と切磋琢磨することで、新たな知識やスキル、考え方を養う機会を提供します。
02
キャリア構築支援
平和構築・開発分野でのキャリア継続には、短期的な目標設定だけではなく、中長期的な視野が必要となります。研修修了生の国際機関でのキャリア形成をサポートするべく、就業や昇進に向けたプランニングや課題に対する助言、出願書類等のチェック、面接対策等、研修修了生が次の一歩を踏み出すための後押しをしています。


03
ネットワーキング
同じ目線で展望や悩みを打ち明けられる仲間の存在は一生の財産ともいえます。同期だけではなく、他の年度の研修修了生とのつながりや、研修生と講師、関係機関等とのつながりを築く手助けにより、将来にわたっても支え合い、学び合うことのできるネットワーキングを促進します。また、自らの経験や気付きを伝えることは、後輩となる研修員の大きな力になります。