キャリアウェビナー:「激動の時代に国際機関で活躍するために」

Dr. Matanat Rahimova
  • 広島大学と国連訓練調査研究所(ユニタール)は、2025年3月16日、国際機関での就業やキャリアアップに関心のある方々を対象に、キャリアウェビナーを開催しました。
  • ウェビナーには、150名以上が参加し、国際機関の採用について知識を深めたり、自身の経歴をアピールするための戦略にふれたりしました。
  • このウェビナーは、広島大学が外務省から委託され、国連ユニタールと協力して実施している「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」のキャリア構築支援の一環として行われたものです。

 広島大学と国連訓練調査研究所(ユニタール)は、2025年3月16日に「激動の時代に国際機関で活躍するために」と題したキャリアウェビナーを開催しました。このウェビナーは、広島大学が外務省から委託され、国連ユニタールと協力して実施している「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」のキャリア構築支援の一環として行われました。

 25年以上にわた国際機関やグローバル企業での豊かな経験に基づき、国連内外の人々へのキャリア・コーチングを提供しているマタナット・ラヒモヴァ氏(TalentTech創設者)をスピーカーとして迎え、国際機関の人事システムや、就業につながりうる様々な機会について考えました。非常に多くの質問が寄せられ、双方向な形で応募書類の効果的な書き方や面接での受け答えのコツなどについても紹介されました。

 このウェビナーは、平和構築や国際開発の分野で働くことに関心をもつ方に、国際機関でのキャリアに関する知識を深め、具体的なキャリアプランを考えるための機会を提供することにより、国際機関でのキャリアの開始や昇進を促進することを目的としています。当日は150名以上の方々にご参加いただき、採用する側が求める要素に即した効果的なアピールについて実践的に学べたなど、高い評価を受けました。

 ウェビナーの開始にあたっては、外務省総合外交政策局国際平和協力室課長補佐の齋藤昌子氏および国連ユニタール持続可能な繁栄局広島事務所長の三上知佐氏が開会の辞を述べ、広島大学GPAD (Global Peace and Development Career Network) 事務局プログラム・コーディネーターの山本芙蓉氏が事業の概要を説明しました。

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