世界の平和を築く力、広島に集う~令和7年度「プライマリー・コース」開催 

世界の平和を築く力、広島に集う

外務省委託 令和7年度 平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業「プライマリー・コース」開催

国立大学法人広島大学は、外務省より受託した「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」の一環として、国連訓練調査研究所(ユニタール)および国連ボランティア計画と協力し、平和構築・開発分野で今後キャリアを形成していく意志を持つ方を対象とするプライマリー・コース」を、20251012日(日)から1130日(日まで開催します。 

日本に加え、紛争や社会的課題に直面する国や地域、さらにアフリカ連合委員会から、アルメニア、カンボジア、カメルーン、エクアドル、グアテマラ、イラク、ネパール、パレスチナ、パプアニューギニア、南スーダン、東ティモールの研修員、計24名が、東京および広島大学東広島キャンパス(東広島市鏡山)で研修に参加します。 

本コースでは、講義や参加型のワークショップによる学習に加えて、自由討論や就職ガイダンスなども組み合わせて、平和構築・開発の現場で活躍するために必要な実践的知識や技術を習得します。

元国連事務次長補・国連開発計画ニューヨーク本部管理局長の弓削昭子氏をはじめ、数多くの国内外の専門家が指導にあたります 

参加者のうち、日本人研修員は本研修修了後、1年間国連ボランティアとして世界各地に派遣されます。 

なお東京での研修は、国連大学および国際協力機構(JICA)にて実施され、その後、研修の中心は広島大学(東広島キャンパス)に移り、集中的なプログラムが展開されます。1114日(金は広島市内での研修となり、広島平和記念資料館の見学や被爆者小倉桂子氏との対話等を予定しており広島の復興過程や平和構築への取り組みを学ぶ貴重な機会となります。 

本事業は、戦後80年という節目を迎える広島から、国連機関とのパートナーシップのもと、次世代の平和構築者を支援し、平和の理念を世界へと力強く発信する、意義深い取り組みです。

ご不明点やご質問等ございましたら、下記メールにてお問い合わせください。
GPAD事務局:gpad@office.hiroshima-u.ac.jp

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